
100万円修行の意味、注意点を調べてみました!
- 100万円修行の意味
- 100万円修行をする上での注意点
なぜ100万円修行が話題となっているのか?
つみたてNISAをSBI証券口座で開設し、三井住友カード類でクレカ積立をする組み合わせが最近話題です。
SBI証券では三井住友カード類を引落しクレカに設定すると三井住友カードのグレードに応じてVポイントが毎月付与される仕組みとなっています。
三井住友カード(NL)系 | 0.5% |
三井住友カードゴールド系 | 1% |
三井住友カードプラチナ系 | 2% |
年会費無料の三井住友カード(NL)は0.5%の還元率となっているのに対し、年会費がかかる三井住友カードゴールドは1%、三井住友カードプラチナは2%となっています。
毎月ポイントが付与されると考えれば還元率は高いに越したことはないですが、年会費を考えると還元率のうまみが殆どなくなってしまいます。
でも実際は「100万円修行」という言葉とともに三井住友カードゴールドの利用者が増えているんです。
100万円修行とはなんぞ?

三井住友カードゴールドでは年間100万円以上利用した方に2つの特典が贈られます。
- 10,000ポイント還元
- 年会費永年無料
1つ目の特典は100万円以上利用する度に毎年10,000ポイントがプレゼントされるというものです。
毎年貰える一方で、毎年100万円分使わないといけないのは大変ですが、10,000ポイントというかなりの額が特典として貰えるのはやはり嬉しいですね。
そして、2つ目の特典年会費永年無料こそが100万円修行の大本命となります。
三井住友カードゴールドの年会費は通常5,500円(税込)となっているのですが、なんとこの年会費が100万円以上利用することで永年無料になるんです。翌年だけ~じゃなくて永年、え・い・ね・んなんです!
なので、三井住友カードゴールドの新規利用者は皆こぞってこの年会費永年無料となる100万円以上利用を目指して、ほぼ全ての経済圏での支払いを三井住友カードゴールドにする、即ち100万円修行をする訳なんです。
対象となる支払い方法 ─つみたてNISAは?─
あれ?ならもしかして、つみたてNISAで年間40万円を三井住友カードゴールドで積立ればあとは60万円利用するだけでいいのでは?と、思った方もいるかもしれません。
実は結論から言えば、それはダメなんです。
◆100万円修行の対象外となるご利用
対象外利用 | 具体例 |
---|---|
年会費のお支払い | クレジットカード年会費、ETCカード年会費、PiTaPaカード年会費など |
キャッシングご利用分 | キャッシングリボおよび海外キャッシュサービスのご利用分 |
手数料のお支払い | リボ払い手数料、分割払い手数料、マイレージ移行手数料など |
保険料のお支払い | 国民年金保険料および(株)エスシー・カードビジネスを保険代理店とした一部の保険料のお支払い |
三井住友カードつみたて投資(SBI証券) | 三井住友カードつみたて投資ご利用分 |
PiTaPaご利用分 | PiTaPa(ポストペイおよび事前チャージ)のご利用分 |
交通系 | モバイルSuica、Apple PayのSuicaへのチャージご利用分 |
↪ | モバイルPASMO、Apple PayのPASMOへのチャージご利用分 |
↪ | SMART ICOCAへのチャージご利用分 |
その他 | 楽天Edy、WAON、nanaco |
三井住友カードが発行するプリペイドカードへのチャージ | 三井住友カードが発行するプリペイドカードへのチャージご利用分 |
上記は三井住友カードゴールド公式ページによるQ&Aの公式回答です。
見ての通り、三井住友カードつみたて投資(SBI証券)のご利用分とあります。勿論、つみたてNISAも該当します。
したがって、残念ながらつみたてNISAでは100万円修行にはならないということになります。
この点については自分も最初はそうでしたが、三井住友カードはSBI証券と相性が良いというなんとなくな先入観から意外と勘違いする方が多いので注意が必要です。
◆100万円修行の対象となるご利用
では逆に、何が100万円修行の対象となるのかというと、
家族カード |
税金・家賃、公共料金のお支払い |
楽天ペイ |
ローソンスマホレジ |
Amazonギフト券の購入 ・チャージ |
Apple Pay |
au Pay |
d払い |
ETC |
Google Pay™ |
iD |
Kyash |
LINE Pay |
Mastercardコンタクトレス決済 |
PayPay |
Revolut |
Visaのタッチ決済 |
MIXI M |
上記決済方法がその一例となります。
経済圏は人それぞれだと思いますが、公共料金の支払いなどの住宅費から生活費まで対象な上に、サブスク代などのサービス利用量やETCも対象なので割と条件は緩い方だと思います。
また、電子マネーへのチャージなども100万円修行の対象となるので上手く活用すれば無駄な出費を出さずに済むので上手く活用しましょう。
コンビニ3社&マクドナルドで最大5%還元!
三井住友カードゴールドの還元率は通常200円につき0.5%ですが、
- セブン・イレブン
- ローソン
- マクドナルド
- すき家
上記の店舗で利用すると+2%UPし、さらにタッチ決済でお支払いをすると+2.5%還元率がUPします。つまり、合計で最大5%の還元率となります。
また、ご家族も三井住友カード系をお持ちなら「家族ポイント」というサービスを利用することで、一人につき+1%、最大+5%が上記の還元率に上乗せされるので、最大10%の還元率で利用することができます。
貯まったVポイントはdポイントなどにも交換可能!
Vポイントは事前にスマートフォンアプリ「Vポイント」にチャージすることで、ネットショッピングやコンビニなどの支払い時に1ポイント=1円として利用可能です。また、「Visaプリペイド」、「かぞくのおさいふ」へのチャージも可能です。
そして、Vポイントは他社のポイントへ交換が可能です。
主なポイント交換先 | 交換レート | 最低必要ポイント数 |
---|---|---|
楽天ポイント | 1P=0.7円 | 500P~ |
dポイント | 1P=0.7円 | 500P~ |
nanacoポイント | 1P=0.8円 | 500P~ |
Tポイント | 1P=0.8円 | 500P~ |
Pontaポイント | 1P=0.8円 | 500P~ |
WAONポイント | 1P=0.8円 | 500P~ |
以前はdポイントが等価交換できていたんですが、他のポイントと同じく1=0.8Pとなってしまったので、つみたてNISAやApple Payで普通に使った方が良さそうです。
なお、交換方法は「Vpass」または自働音声応答からご利用可能です。
対象となる期間
さて、ここで肝心の100万円修行の対象期間を確認しておきましょう。
公式ページによると、三井住友カードゴールドの加入日からその翌年の加入月の前月末までの利用分が対象期間となっているようです。
(例)
7月12日が加入日
→6月30日までが100万円修行期間
対象期間の始めが加入”日”なのに対し、終わりは加入月の”前の月の末日”な点に注意しましょう。
ちなみに、100万円修行に残念ながら到達しなかった場合はまた翌年も加入日を基準に同様の対象期間なので再び挑戦可能です。
ポイントサイト経由で通常よりもお得に発行可能!
三井住友カードゴールドNLやSBI証券はポイントサイトを経由することで公式特典に上乗せでポイントが貰えるのでお得です。
経由するポイントサイトにもよりますが、大体10,000円分、入会特典に上乗せで発行することができます。
各ポイントサイトごとに案件額が毎日増減する為、下記6つのポイントサイトに登録しておくと安心です。
と言っても、いきなり全てはポイントサイト初心者の方には大変かと思うので、比較的案件額が安定している『ハピタス』、『ポイントインカム』、『ちょびリッチ』をおすすめしておきます。

最後までご閲覧していただき、ありがとうごうございました!
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