スマホのコード決済や電子マネーを扱う資金移動業者口座が給与の支給先として新たに認められたことで、企業からの給料が従来の銀行振込という形式ではなく、直接個人の電子決済アプリの残高へチャージすることが可能となりました。
コロナ禍を経て、急速に加速するキャッシュレス化ですが、実は韓国、中国、英国と比べても日本のキャッシュレス化率はその半分ほどしかなく、「やっと進んだ」というのが先進国での日本の立ち位置なんです。
とはいえ、逆に考えれば他国が良いモデルケースになっている側面もあり、デジタル給与のメリット・デメリットも既にある程度予測されています。
ということで、この記事では以下の内容についてご紹介していくので、ぜひ参考にして下さいね!
デジタル給与払いに対応(検討)している電子決済アプリ
電子決済アプリ大手のPayPayを皮切りに楽天ペイ、Airペイといった知名度の高い企業がデジタル給与の対応を既に検討しています。
※続々追加予定です。
デジタル給与払いに必要な準備
デジタル給与払いに対応する電子決済アプリのインストール
デジタル給与払いは強制ではありません。
が、間違いなく各電子決済アプリを取り扱う企業がこぞってユーザー獲得の為にポイント還元などのあらゆるキャンペーンを実施する可能性が高いです。
つまり、そのキャンペーンが実施されるまではデジタル給与に無理に設定する必要がないというわけです。
ただし、いつキャンペーンがきても良いように予め電子決済アプリを準備しておくとスムーズに設定できるのでまだインストールしていないアプリがあればポイントサイト経由でお得にインストールしておくのがおすすめです。
PayPayや楽天ペイなど一部電子決済アプリはアプリストアから直接インストールするよりも、ポイントサイト経由でインストールした方がお得です。
TVやラジオと同じ広告費によって運営されており、サービスの利用に応じてユーザーにその一部がポイントという形で還元される仕組みのサイトです。
ポイントサイトは複数存在し、全て無料で利用することができます。
例えば、通販サイトなら「ハピタス」というポイントサイトを経由して楽天市場を利用するとポイント倍率(SPU)とは別に上乗せでポイントが貰えます。


ハピタスはTVCMでも放送された実績もあり、信頼性も抜群です。
起用された芸能人はお笑い芸人の方が多く、山ちゃんこと「山里亮太さん」や「出川哲朗さん」、「ゆりやんレトリィバァさん」など知名度の高い方ばかりとなっており、ハピタスの資金の多さは言わずもがなです(笑)



年会費無料のクレジットカードを発行したりして無料でこれだけのポイントが集まりました!
TポイントやPayPayポイント、Amazonギフト券などに交換できるので今では欠かせない収入源です。

「ハピタス」というポイントサイトが特におすすめで、クレジットカードの他にも楽天市場やYahoo!ショッピング、Qoo10、Apple公式、楽天トラベル、じゃらんなどなど、あらゆるサービスがお得になるので準備だけでもしておくのがおすすめです!
ポイントが上乗せで貰えるので何かのサービスを利用する際は必ずポイントサイトを経由できるか確認するようにしましょう。
電子決済アプリにチャージされたデジタル給与分を現金化できる銀行口座
デジタル給与の支給については「労働基準法の省令改正案」定められている通り、現金化できないポイントや仮想通貨での賃金支払いは認められていません。
したがって、例えばデジタル給与→PayPay残高へチャージされた分に関してはPayPay銀行へ戻すことができることが予測されます。
同様にしてau PAY→auじぶん銀行へ戻すことでいわゆる現金化も可能とあるかもしれません。
ただ、実際にできるかは現在確認中なので悪しからず。
ちなみに、PayPay銀行などの銀行口座もポイントサイト経由でPayPayアプリから直接口座開設するよりもお得なので開設する際は忘れずに経由しましょう。
デジタル給与払いのメリット・デメリット
メリット
デメリット
まとめ
まだまだ可能性に満ちたデジタル給与払い。
私たち利用者の利便性向上というメリットはもちろんですが、対応を検討している企業からすると給与というまとまった資金を電子決済アプリという用途が限定化できる媒体に入金して貰えるので、今後間違いなくデジタル給与払いに対応する企業の競争が激化していくと思います。
その中で、デジタル給与払いにちなんだポイント還元などのキャンペーンも実施する可能性が非常に高いので、現在デジタル給与払いを迷っている方もそのタイミングで検討するのも良いかもしれませんね。